ブログを書いていた層は、いまどこへ? SNS系の分析・分類でわかる現状
(二週間くらい前に下書きを書いて放置してたものです。)
グルメネタはたくさんあるのだが、(大して仕事してないのに)家に帰るのが遅くて書く時間がない。
一方、会社で暇な時間は多いから、あれやこれや考えることはできる。
いやタスクはあるんだけど
タスク片付けたらいよいよやることなくなった。
さて、とあるSNSでの投稿で
「昔はアメブロとかを書いて、仲間内でワイワイやっていた。そういう層の人っていつだっていると思うんだけど、みんなどこに行ったんだろう?」
というものがあった。
あー、なるほど。
昔はアメブロに、仲間内以外では誰も見ないようなしょうもないブログあったなぁ。
注目を浴びたいけど書くこと無いから「100の質問に答えてみた」みたいなのをやって、結局誰も見ないから飽きちゃってやめるパターンが多いこと。
こんなんばっかじゃ、そりゃ普通の人はやらないよな、ブログ。
普通ってなんだろう。。。
そうではなく、今って個人レベルからの情報発信するのに、ブログ以外の方法がたくさんあるじゃん。
"そっちに移動したんだろう"とSNS上に書き込んだ。
これ、もっと分析できない?
既にやってそうな人はいそうだけど、ぱっとググった感じ無いから自分でまとめてみた。
まず、自ら情報を発信できるものをピックアップ。
・ブログ(あからさまなアフィブログのようなものは除く)
・mixi(及び文を気軽に投稿できるSNS全般)
・youtube
・ニコニコ動画
・twitter
・instagram
・twitch
・tiktok
サービスは無数にあるけど、概ねこんな感じ?
そしてそれぞれを4つの軸に当ててみた。
自分の中で完全にしっくりきているわけではないが、まあ一旦アウトプットしてみる。
まずはこちらから。
横軸は、情報の鮮度が求められるか、あるいは鮮度関係無しのものか。
縦軸は、金儲けメインで配信されるか、自己満足の世界か。
・ブログは、ものによっては金儲けが絡むものの、基本的には自己満足。
情報は古くても通用するものが強い印象。鮮度が求められる記事でも、内容がしっかりしていることが重要なため、この位置。
・mixiは、金儲け感は0。完全に自己満足の世界で、内容はどうでもいいからこの位置。
・youtubeは金儲けの動機が無ければ、配信者の98%位やらなくなりそう。
内容については、鮮度より面白さ・興味深さが求められるのでここに配置。
・ニコニコ動画は、youtubeに比べて金儲けがしづらいのでこの位置。
・twitterとinstagramは、鮮度命なのでこの位置。
金儲けには普通つながらないよね・・・・?
・tiktokも金につながらず、面白ければ鮮度関係無いのでこの位置。
もっと右かも。
・twitchは、金儲けの印象が強い。
加えて人気のゲームをやるほうが注目が集まるので、この位置に。
こちらについて。
横軸は、配信が手軽か、そうでないか。
縦軸は、注目を集めるのに時間がかかるか、簡単に注目が集まるか。
・ブログは、文をきちんと書くという意味で手間がかかる。
そして、ほとんどのブログは誰の目にも晒されず消えていく。
youtubeも、動画編集という手間が非常に大きい。
加えて、今までどれだけのyoutuberが夢を散らしてきたか。
案外、ブログとyoutubeはそういう意味で性格が似ている。
右上に(ブログ・youtube)と置いたのは、一部の有名人にとってこれほど自身が配信するもので注目を浴びやすい方法は無いから。
程度の差はあれ、手間がかかるのは同じ。
・ニコニコ動画は、まあコメントがあるから多少注目を浴びやすいかなという程度。
・mixiは、注目を集める性質はないものの、配信に関しては手軽。
自己紹介もコミュニティとかで簡単にわかるようになっているしね。
・twitterは、お手軽に情報を配信できて、場合によってはバズることも。
そうでなくとも、自分の配信した情報が誰にでも目に付きやすい状態にある。
・インスタは正直良くわからないけど、たかが画像だけでそんなに強く注目を浴ることはないだろうと予想しこの位置に。
・tiktokは、動画配信という都合手間はかかるものの、たかが数十秒の動画。
そして、youtubeと違い一気に注目を浴びることがあるのでこの位置に。
・twitchは正直良くわからないので適当にこの位置。
もう一回画像貼るよ!
さて、前述のアメブロをやっていた人は、何を求めていただろうか。
・金儲けは考えていない。仲間とワイワイできればいい。
・気になった時事ネタを書きたい。
・手軽に書きたい。
・あわよくば注目を浴びたい。
こういう人が多いのでは?
どう考えても、ブログという媒体は不適切です。
自己満足で好きなように書けるけれど、時事ネタを書くのが難しく、手軽でもなく注目も浴びにくいのでNG.
twitterやmixi(のようなSNS)の方が、遥かに適しています。
自分がブログを書いているのは、
・金儲けは考えていない
・好きなことをしっかり調査して書きたい
・文をある程度しっかり書きたい
・超人気ブロガーなんか成れなくてもいい(成れたらちょっとおもしろい)
というものなので、ブログという媒体はかなり適しています。
でも、どうしても時事ネタを書くにはブログは大変なので、twitterも併用しています。
動画配信の予定はなし。
さて、こう分析すると、tiktok・twitter・instagramが若者の間で人気になった理由がわかりますね。
・(比較的)手軽
・注目を浴びやすい
¥金儲けを考えている人と関わることがない
既存のサービスに比べて、これらの点で秀でている。
こりゃ流行るわ。
と、こんな感じで分析してみました。
どの程度の妥当性があるかは分からない。今までこういうのを真面目に考えたことなかったし。
インスタなんてやったことねーよ!