かさい 中野 イカ天そば 「昔ながらの」いかにもという感じの立ち食いそば
自分は、立ち食いそばに関してはそれなりに詳しい。
あくまで詳しいのは「立ち食い」なので、ガチ高級なそばには詳しくない。
今でこそ、「茹でたて」そばや「揚げたて」天ぷらを出す店は、それほど珍しくはない。
なんなら「挽きたて・打ちたて・茹でたて」を立ち食い蕎麦で実施している店もある。
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(ここ、マジで美味い)
その一方、昭和の時代から変わらず、とにかく料理の提供スピードと価格を重視して、いささか味は二の次となっている店も、ある。
こう書くと、単なる悪口に見えるかもしれない。
だが、そういう立ち食いそば屋には、また独特の魅力があるもんだ。
そういう店の一つが、中野にある「かさい」だ。
この店構えよ!
横浜駅西口にも、似たような店構えの店があるね。
自分はあそこも好き。
中野駅北口に降りて、徒歩20秒くらいの好立地。
店内は満員であることも珍しくないが、店の性格上ちょっと待てばすぐに入れる。
自分は、「中野でちょっと食べたいけど、ラーメンじゃねえんだよなぁ」という気分のときによく利用している。
この店の大きな特徴は、
・麺が太い
・イカ天がでかい
・卓上に生姜
である。
これがイカ天そばである。430円だったかな。安い。
麺な感じ。
立ち食い蕎麦御三家と(自分の中で)呼ばれている、富士そば・小諸そば・ゆで太郎と比べると、大分太い。
そして、ゆで麺を軽く温めただけのものにだけある独特な「もそもそ」とした食感。
これでいい。
この大きなイカ天は、汁に浸して衣をふやかせつつ食べるのが美味しい。
(冷えてるので)
右上に写っているのが、生姜。
「二杯くらいが(そばを)美味しく食べられます」という、注意書きがある。
多分、珍しいから生姜を入れまくる客が少なくなかったのだろう。
これは、別の日に撮影したかき揚げそば。
この「ふにょっ」っとした感じのするかき揚げですわw
だが、それでいい。
汁は結構美味しかったりする。
以上が、中野にある"かさい"の紹介である。
「こういうのでいいんだよこういうので」という立ち食いそばを食べたいなら、ここはお勧めだ。