かんだやぶそば 人が多くてもゆったりとした空間
「うどん」は、高い店でも大した値段にはならない。
でも、「そば」の高い店は、まあいい値段になる。
今までの人生で、値の張る蕎麦屋は一度しか行ったことがない。(巴町 砂場)
自分の友人も、仕事の都合で何度か連れて行かれたことがあったらしいが、自発的に行ったことはなかったようだ。
「「行くか!」」
というわけで、作家・池波正太郎に縁がある「かんだやぶそば」へ。
自分たちが行ったときは行列ができていた。
20分ほど並んで、店内へ。
店内。
こんな感じで、中は広く開放感がある。
自分たちは座敷へ。
ゆったりと座り、メニューを見る。
軽く飲んで、軽く食べたいという感じだったので、鴨ロースと日本酒、せいろ二枚を注文。
鴨ロース。
旨味がぎゅっと詰まった、香りの良いもの。
そして日本酒。
熱燗。
寒い日にはこれだね。
そして、(恐らく)焼き味噌。
日本酒をちびりちびりとやり、味噌とカモをつまみながら、周りを観察。
店員が多い・・・。
景気が良くない今の日本、人件費をゴリゴリ削るために店員一人あたりの負担がでかいのが当たり前。
でもここは、そういう「余裕の無さ」とは無縁のように思える。
しかし、暇にしている店員がいるわけでもない。
そして、そばが到着。
お!
お~
きれいなそばだ。
めんつゆの香りも良い。
つゆは非常にしょっぱいので、麺をつゆにどっぷり浸からせるのではなく、1/3位浸すだけでよい。
このつゆを、蕎麦湯で薄めて飲むのがとても美味しい。
麺の量は非常に少ないので、あっという間に完食。
ごちそうさま。
━━━━━━━━━━━━━━
高いな!
あのくらいでも一人2000円を余裕で超えちゃう。
まあ、雰囲気とか接客コミコミの、ブランド的なものを含んだ値段だな。
一度は行ってもいいかもしれない。