おっすオラ二郎!

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基本は飯関連。内容は善悪問わず。

人材の減少と対策

今は様々な業界で人手不足。

「一定のスキルを持った、能力のある人間」不足は、グローバル化を狙うか、社内の教育制度を拡充させるか、あるいは他の会社から人材を奪うという選択肢があります。

 

そうではなく、「特に属人的なスキルはいらないから、ある程度の責任感を持って言われたことをやってくれれば結構」な業界・現場では、なかなかそうはいきません。

純粋に給料(時給)を上げること以外、これといった方法は無いです。

会社のブランド力を上げるとかってのもありますが、なかなか難しいでしょう。

 

後者には、コンビニバイトが当てはまります。

ついこの前、フランチャイズセブンイレブンで、人材がどうしようもなく集まらないから24時間営業をやめたら、本部から文句が来たってのがありました。

そんなこと言われたって、人はいないし時給を上げるほどの資金も無ければ、どうしようもないです。

 

そんな中、ファミリーマートが良さそうな行動計画を発表しました。

nlab.itmedia.co.jp

季節商材を完全予約制にするのは、まあ妥当だし当然。

それなりにいい値段のするソレらを「あ、そういえばそんな時期か、買おう」なんて気まぐれで買う客なんて(店からすればありがたいですが)そうそういません。客の財布の紐はなかなか堅いものです。

コンビニオーナーに自爆させるのもずいぶん話題になりましたし、食品ロスが純粋にもったいないというのも話題になりました。

だからまあ、普通かな。

 

それより、「人手不足・コスト増への対応」がとても良さそう。

設備投資費用は決して安くはないですが、長い目で見れば人件費を抑えられ、かつ人材不足の中でも店舗拡大を狙えるチャンスが生まれます。

 

大手スーパーの西友は、無人レジ無人のレジ8個ほどに対して、対応する店員が一人)の店舗が増えてきました。

客からすれば、並ぶ時間が削減されてありがたい。

店からすれば、顧客満足度を上げつつ人件費を削減できる。

win-winです。

 

渋谷には、実験的に?セルフサービス型の松屋ができました。

券売機で券を買うと、そのオーダー内容がすぐキッチンへ伝わる。

料理が出来たらカウンターへ客を呼び出し、料理を持っていってもらうという寸法。

これも、とてもいいですね。昼間のピーク時でも、二人店員がいれば回りそう。

 

大手居酒屋チェーンも、タッチパネル方式をとっている店がとても多いです。

酒を飲んでいる客のオーダーはやけに遅い事があるし、無駄に店員へ絡むこともあるし、オーダーの聞き間違えや聞き逃しは無視できないロスになります。

タッチパネル方式にしてしまえば、そういったものが全部カットできます。

 

「いやいや、居酒屋くらい人の温かみがあってもいいだろう」

「タッチパネルなんて信用できない」

であれば、モンテローザワタミに行かなければいいんです。

都内でも、そういう温かさが感じられる居酒屋はいくらでもあります。

(ひょっとしたら、地方のほうがそういう店を探すのが難しい?)

 

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今後、こういった人件費削減・人材減少対策を施す店はより増えていくでしょう。

人形ロボットが活躍する日もそれほど遠くないかもしれませんね。