さくら水産のランチ、決して悪くないぞ・・・!?九段下店 本日の揚げ物 500円
一昔前には都内のどこにでもあった、居酒屋チェーン店。
その特徴は、
・とにかく安いメニューが多い
・水産と名前にあるのに、海鮮はそんなでもない
というもの。
看板メニューが魚肉ソーセージ。
5切れにマユネーズが付いて、50円。
一応海鮮だからね。
昔は、これとマグロのあら煮(80円)を頼み、ハイボールをチビリチビリとやっていた。
懐かしい。秋葉原店だった。
今では、秋葉原店はいつの間にか閉店。
それどころか、今では都内を探しても中々お目にかかれない。
別の激安で美味しいチェーン店が増えたってのがあるのかなぁ。
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さて、昼過ぎの時間。
九段下にいたのだが、神保町にある天ぷらで有名な「いもや」に行こうかと思って、外に出る。
暑い
快晴。皇居の方でセミが鳴いている。
散歩は無理だ、駅近くで済まそうと思い、ちょっと周りを見渡す。
懐かしい。
オフィス街の駅前一等地にあるなんて、やるね。
飲み放題が、1Hで大体750円。
1Hだけ飲むなら得かな。2Hいるなら別の店を検討するね。
個人的には、丸亀製麺の30分セルフで飲み放題・つまみいろいろ付き1000円のほうが好き。
・炙りとろサーモン
・揚げ物系
・刺し身
・さば味噌
刺し身と炙りサーモンではおかずにならないと思い、外す。
揚げ物か、さば味噌。
家でサバ味噌煮缶を食べる予定だったので、揚げ物にする。
500円。
時間が13時前ということもあり、店内はそれほど賑やかではない。
これが12時あたりだと、結構並ぶ。
メインディッシュ以外は全部セルフで盛り付ける。
うむ、普通だな!
左上にある器は、水を入れるもの。
●揚げ物は、手前二つがイカカツ。
イカをそのまま揚げたものではなく、魚のすり身と合わせたもの。
スーパーの惣菜売り場にある感じ。
左上は、カレーコロッケ。
業務スーパーにある感じ。
右上は、とんかつ。
これだけ何故かサクサクしていて、肉の感じも良かった。
しっかり美味い。
●たくわんが甘い。
こういうの苦手なんだよなぁ。
ある程度食べたところで、卵を入れる。
あれ、結構黄身がしっかりしてるぞ!
もっとべちゃっとしたものを想像してたが、全然いい。
●米も、変なのを予想していたが、少々硬めということ以外は全然問題ない。
味噌汁は、まあインスタント。
●ご飯と味噌汁、卵はおかわり自由。
以前やっていた味付け海苔とふりかけのサービスは廃止。
まあ、両方安くはないからね。
ご飯と卵を一回おかわり。
●総じて悪くないな。
安くて味普通で腹いっぱいに出来るという意味では、全然あり。
揚げ物が嫌なら魚があるしね。
(実は、もっと悪いものを想像してたけど、全然普通にいける)
また、夜に行ってもいいな・・・
と思ったけど、高円寺・阿佐ヶ谷・中野だとここ以上にコスパいいところ沢山あるからなぁ。
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追記
まあなんでさくら水産に行こうと思ったかというと、自分自身にある過去の記憶からだけでなく、こちらのブログを読んだからである。
さくら水産の品格(ランチ編) - 現代美術家 新宅睦仁のブログ
ふと顔を上げると、課長の食事スタイルに瞠目した。課長はまず、盛大にごはんに味噌汁をぶっかけた。それを、じゅるじゅると、まるで深酒のあとのお茶漬けのようにすすった。そして時々、さわらの西京焼きをつまんだ。
私は思った。課長は、根っからのビジネスマンなのだ。それで、一分一秒を争うのだろう。昼飯なんざ、ちゃちゃっとかきこんでおしめえよ、とでも言うような。しかし、課長はぶっかけ飯を食べ終えると、ゆうゆうと席を立った。セルフサービスのおかわりである。
戻ってきた課長の左手には卵が2個と、味付け海苔が数袋握られていた。そして右手には味噌汁があった。課長はよっこらしょと腰を下ろし、おもむろに玉子をテーブルにぶつけた。空っぽになった茶碗に、ひとつ、ふたつと割り入れた。
次に、そこに熱々の味噌汁を注いだ。そしてぐるぐるとかき混ぜた。自席からは確認できないが、おそらくは卵がやや半熟になっているのであろう。最後に、味付け海苔を2袋開けて、つまり計10枚ほどをぷかぷかと浮かべた。
私はただの客に過ぎない。お店の人ではない。それはよくわかっている。しかし、正直なところ「お客様!」と横槍を入れたくなってしまった。「お客様! 生卵も味噌汁も味付け海苔も食べ放題ではございますが、お席でお料理されては困ります!」
いやはや、これを職場で読んだときは参ったね。
課長のセンスが素晴らしい。